3,900グラムになりました。助産院さんは出産後も定期的に検査をしてくれます。その時いろいろなことを教えてくれるので発見も多々あります。今日もありました!いずれブログにアップするかもしれません。
先日、コンサルタントの方から
陰山英男氏の「早寝・早起き・朝ご飯ノート」なるものを教えていただきました。帯に「小学校からでは遅すぎる」と書かれていますが、良い習慣を付けるためのノートです。
私はなんプラ・プロジェクトの方でPlan→Do→See(Check→Action)の経営サイクルを企業経営に染み込ませるお手伝いをしていますが、計画と実績の差違分析をし、計画を実現するためにいつまでに何をするのかを決めても、そのように行かない例をいくつも見ています。
どうしてかというと、計画を達成するための習慣が身に付いていないからなんです。「やる」と言ったことがやられているかどうかを電話やメールで問い合わせることはあるのですが、必ずしも効果的とは言えません。それは、「一応やりました」「やろうと思っています」「まだやっていません」などの回答を得ても、それがどの程度なのかが分からないからです。
確かに、自分がやると言ったことを知っている人(コミットリスナー)がいると、自然に「やらなきゃ!」という感じにはなるのでその点では有効です。でも、習慣化するにはもう一ひねり必要だと思っていました。
この「早寝・早起き・朝ご飯ノート」には朝何時に起きたか?朝の挨拶はしっかりしたか?朝ご飯はしっかり食べたか?・・・などの項目がいくつかあり、一冊で24日間(4週間)記録が出来るようになっています。
でも特徴はそのことではありません。その項目ひとつひとつに点数をつけるようになっているのです。例えば朝ご飯をたくさん食べたら3点、軽く食べたら2点、ほとんど食べなかったら1点。夕ご飯は反対に多く食べたら1点で軽く食べたら3点になります。と言う具合です(内容は正確ではありません。記憶で書いています。)。そして一日の合計が20点満点のうち何点かというのが採点できるというものです。つまりどの程度やったかが数字というものさしで分かる仕組みになっているのです。面白いでしょ!
本には、一週間やったらお父さんと話し合いの時間を持ってください。と書かれています。これがCheckですね。それで次の週はどこに重点を置くのかを決めるのだそうです(Action)。ここでのPOINTは点数が何点であってもお父さんが評価判断しないことです!
前述のコンサルタントの方は小学生の娘さんとご自分がこの本を使っているそうです。今週の結果を一緒に見た後、娘さんに来週はどのような一週間にするか聞いてみたそうです。そうしたら、「朝元気に挨拶をする一週間にする」との答えが返ってきたので、この一週間は「朝の挨拶」が毎日3点になるように意識しているとのこと。
一方お父さんであるコンサルタントの方は、質問内容をご自分で大人版に変えて取り組んでいるそうです。たとえば、夜11時までに寝たら3点、1時までで2点、それ以降は1点という風に。「いつもだいたい12,3点なんですよ。」とおっしゃっていました。
すばらしい取り組みだと思いました。ベンジャミンフランクリンの13の徳目を思い出しました。この話を聞いて、「よし私も!」と思って書店に行ったのですが、「買う」と言う行動までの勇気が無く、書店で写メールを撮るにとどまったという次第です!