おはようございます。今朝もまずまずの天気です。
昨日はA社の研修に行ってきました。営業マン研修だったのですが、企画塾のCTPTマーケティングを導入し、企画書を創り、かつ、実行するというもので、全6回の2回目でした。参加者の方は全部で9人。全国から集まり、研修が終わるや否やまた飛行機や新幹線で地元に散っていきました。
営業支援センターさんとの関係の仕事なのですが、毎回ドキドキものです。というのはシナリオがないのです。前回同様、参加者の様子を見ながら進め、場合によっては研修中にメニューを変えることもあるという流動的な内容です。
私が意図しているところは、参加者が思っていることを隠さず話せる場を創るということでした。研修の合間合間に参加者の魂がどっかに飛んで行かないよう注意をしながら進めた結果、途中、時間の調整が甘くなり、参加者同士の会話にゴールが見えなくなった時、他の参加者に指摘を受けたりしましたが、最終的には良い結果を得ることができました(その瞬間は私がそこにいなかったようです。)。
やったことは前回の続きでSWOT分析、そしてそこから課題を抽出するというもので、全4時間ですが、なんでも言える「場」作りになんと1時間かけました(前回は1時間半でした)。 ひとりひとりに課題を発表していただきコメントと質疑応答を繰り返していったのですが、みなさん本当にまじめに取り組んでいて、すばらしいと思いました。ここに関して研修主催部門の責任者の方が「うれしい驚き」だと言っていたことが印象的です。
誤解を恐れずに言うと、会社ってやっぱりマンパワーだと思います。上層部からやれと言われると思考が止まり言い訳モードになりがちです。そこに自分たちで考える仕組みを根付かせることができたら と考えます。「何故?」という原因追及の質問を「どうすれば?」という解決策を引き出す質問に変えるだけでも『考える』が始動します!私はそれをCTPTマーケティングというツールを使ってチャレンジしているのです。
研修の最後にひとりひとり本日の感想を述べていただきましたが、皆さんが考えを整理することの大切さと有効性に気づかれたようでした。またひとりの方が、次回が楽しみですとコメントしてくださったことがうれしかったです。
研修の仕掛け人である営業支援センターの登内氏は参加者の中のリーダーの方がこの2カ月で研修に積極的に参加し始め、「課題構想書」にご自分の夢を反映していたことに感激していました。私も聞いていてわくわく感と共にジーンとしたものがありました。さぁ次回はいよいよ『コンセプトマップ』。ここからが勝負だな!