ちょっと前の話になります。去る11月16,17日に高輪プリンスホテル国際館パミールにおいて、『TKCニューメンバーズフォーラム2006in東京』が開催されました。非常に「熱い」二日間でした。しかも規模は過去最大で、北海道から九州まで総勢922名の方の参加で行われました。
このフォーラムで僭越ながら私は総合司会をさせていただくことになりました。フォーラムは去年の幕張に次いで2回目の参加でしたが、前回はその規模に圧倒され、また会員の先生方の結束力というか、親密性というか、ご自分の持っているものを惜しげもなく教えてくれる態度に大いに驚かされたことを思い出します。今回は前回を越える規模ということで、事前に司会を一緒にする他の先生方と綿密(?)な打ち合わせを行い本番に備えました。
会はいつものように飯塚毅初代会長の熱いビデオから、武田会長の挨拶、畑義治先生の気合いの入った開会宣言で始まりました。そして『チャンス到来、つかみとれ未来を!』電子申告、書面添付・・・、新会社法、会計参与、中小企業会計指針・・・のテーマのもと、大武健一郎顧問の特別講演、分科会、二日目には飯塚社長の基調講演、パネルディスカッション、坂本孝司全国政経研幹事長の講演と続き、大いなる刺激と感動をいただきました。
このフォーラムは講演のすばらしさはもちろんですが、全国から仲間が集まり、旧交を温めあう場でもあります。私自身、神奈川会の先生方はもちろん、友人に10年ぶりに会ったり、前回のフォーラムの分科会で一緒だった先生方とお会いしたり、ちょっとした同窓会気分でもありました。懇親会での盛り上がりもよかったですねぇ。
個人的には坂本先生の「会計はやっぱり会社を強くする」が印象的でした。いつも顧問先の経営体質の強化に会計で貢献できるのだろうか?と自問自答しながらの毎日でしたが、坂本先生の講演を聴き、やっぱりこれでいい!という確信と、もっとしっかりやらねば!という自戒の念がわき起こってきました。
全体を通して今私にあるのは、恥ずかしながら「もっとちゃんとやろう!」という想いです!遙か先を歩む先生方の仕事ぶりはもちろん、その姿勢を学んでいこうと思いました。山下副委員長の閉会宣言で幕を閉じるわけですが、お話の中に出てくるケネディ元大統領のスピーチの引用も感動的でした。私たち個人個人が自己を高めていくことで、税理士業界のレベルアップを通して、日本の、そして世界の繁栄に寄与していきたいものだと思います!
【宿泊したさくらタワーから見た景色】