ライブドアの問題やカネボウ・中央青山監査法人の問題などから、昨今『インテグリティ・マネジメント(誠実な経営)』という言葉を聞くようになりました。ここでいう『インテグリティ』とは主として出資者や債権者等の関係者に対する誠実さを意味しますが、私は経営者個人に対しても言えると思います。それは自分に対しての誠実さであり、やると言ったことをやっているという状態でもあります。
やるといったことが全て行われている状態の時が目の前のことにもっとも力を発揮できる状態ではないでしょうか?例えば、計画通り催事の準備が着々と進んでいる。資金が「予定通り」減ってきているが、その手当てが既にできている。支払うべきものが期日に過不足無く支払われている。支払うべきものが支払えない状態の場合、伝えるべき人に伝えるべき内容を伝えてある。そのために次に何をすべきかが分かっており、打つべき手を既に打ってある。物事がこのままでは予定通り進まないときに、予定通り進まないと分かった時点で依頼すべき人に依頼をして承諾を受けている。売上が計画値に届きそうにない場合、そのリカバリー策が用意してあり、その策を実行する判断基準が明確である。などなど・・・
そのように考えると、まず、計画ありき(「やるっ!」ということ)だと思うのです。そしてそのことが今現在どのように進んでいるかを知るためには適時に記帳をする必要があります。会計資料が手元になく、2ヶ月前の状況しか分からないとしたら、次に打つ手が見えず、不安で、いまやることに集中できないのではないでしょうか?たとえ記帳は外注したとしても、今現在の状況を知るための資料は絶対に必要になるでしょう!
私は、自分自身や私の回りの人たちが成長し続ける環境づくりを目指しています。そのためには『インテグリティ・マネジメント』が必要であり、そのツールとして『なにがなんでもPlan→Do→See』だなと思い、この仕事にこの言葉の一部をとって、『なんプラ・プロジェクト』と名前をつけ、私自身も日々取り組んでいます。これがなかなか・・・・
「なんプラ増販企画塾」では増販増客の勉強会を開催し、また、マーケティングだけの顧問もお受けしています。
もちろん通常の税務会計顧問も主業務としてやっていますよ。後始末になりがちな利益や税金の計算を計画段階(期首)で行えるようにコーチします。税制等は改正などがたびたびありますので、その都度、重要なお知らせをわかりやすくお伝えし、ご提案等のアドバイスをします。
また、案件によっては、他の士業の方の考え方や知識を必要とする場合もあるかと思いますが、その場合は他士業のネットワークを活用してお力になります。
そんな事務所です!ひとつよろしくお願いします。